「つみたて」は平均47万円 新NISAについて初心者向けに徹底解説

目次

  • 内容
  • 新NISAとは
  • 新NISA 投資初心者の心得

内容

日本証券業協会は2025年2月12日に、新たな少額投資非課税制度NISA)が始まった2024年についての年間利用動向調査を発表した。

1人当たりの平均投資額は、主に投資信託を購入する「つみたて投資枠」が47万3千円、個別の株式なども運用対象の「成長投資枠」が103万3千円だった。

損益の状況は、つみたて投資枠では82.8%が、成長投資枠に関しては70.2%がプラスだったと回答。

マイナスはそれぞれ2.3%と12.2%となった。  

購入銘柄の売却については、それぞれ83.2%と75.3%が「しなかった」と答えた。  調査は新NISAで金融商品を購入した7610人を対象にインターネットで実施しました。

これを聞いても、新NISAがなんだかわからないと何してるかわかりませんよね!そこで今回は新NISAについて詳しく解説していきたいと思います!

新NISAについて

2024年1月から始まった新しいNISA(少額投資非課税制度)が話題です。日経平均株価が約34年ぶりに史上最高値を更新しましたが、その要因の一つになったともいわれています。

バブル経済期からの日経平均株価の推移(4日終値)

新NISAが盛り上がる要因の一つは、歴史的な株高にあります。日経平均株価が1989年以来の高値を更新し、「株価はさらに上がる」と考える人が増えたことで投資熱が高まりました。新NISAの導入により、これまで投資に縁のなかった人々の資金が市場に流入し、株価上昇を後押ししたと考えられます。

NISAは2014年に始まった制度で、専用口座を通じて株式や投資信託を取引すると、利益や配当にかかる税金がゼロになる仕組みです。通常なら約20%の税金がかかるところ、新NISAでは非課税のまま受け取れます。

新NISAの特徴は、「積み立て投資枠」と「成長投資枠」の2種類があり、生涯で合計1800万円まで非課税で投資できることです。また、商品の保有期間に制限がなく、一度購入した後の値動きに関係なく投資枠が維持されるため、より柔軟な資産運用が可能となっています。

 

投資信託は、投資のプロが運用する金融商品で、「インデックスファンド」と「アクティブファンド」に分かれます。インデックスファンドは日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動し、アクティブファンドはそれを超える運用成績を目指します。

初心者には、値動きをニュースで確認しやすいインデックスファンドが適しており、知らないうちに価格が急落するリスクも低いとされています。アイドルグループに例えると、有名なグループの活動を把握しやすいのと同じように、インデックスファンドの動向も追いやすい点がメリットです。

新NISAは投資である以上、損失リスクが伴います。「積み立て」という名称から誤解されがちですが、資産が確実に増えるわけではなく、元本割れの可能性もあります。現在は株価上昇によりSNSなどで利益報告が目立ちますが、注意が必要です。

株価は企業業績や世界経済、地政学リスクなど多くの要因に影響されます。期待先行で実体経済とかけ離れるとバブル化し、崩壊すれば暴落のリスクがあります。現在の日本経済は1989年のバブル期とは異なり、地方の人口減少や都市圏との格差が拡大しています。また、中国経済の悪化によるリストラや、賃金の伸び悩み、物価高騰による生活の厳しさなど、経済全体に不安要素が多いのが実情です。

これらを踏まえて初心者はどう対応していけばよいのか、ここからは投資初心者の心得を伝授していきたいと思います!

新NISA 投資初心者の心得3カ条

1つ お金を育てる!

株式や投資信託などは、収益に約20%の税金がかかりますが、NISAを使えば非課税です。新制度になって、非課税枠で年間に購入できるのが、『成長投資枠』は240万円に、『つみたて投資枠』は120万円に拡大されました。

低金利で、定期預金では収益が得られない。物価の上昇もあり、お金を持っているだけだと、価値は目減りしていきます。だから、『お金を育てられる』として投資がクローズアップされています。

2つ 一喜一憂しない!

『長期』『積み立て』『分散』の三つが大切です。目先の値動きに一喜一憂するのではなく、5年、10年と長い目で見ていくことが必要です。

売却するときに増えていればいいので、3年、5年以内に必要なお金ではなく、家計を見直して、余剰資金で運用するのがいいつかいかただと思われます。

3つ 初心者の心がけ

初心者は『学ぶ』『慣れる』『実践する』を心がけてください。長期、分散、積み立てが大切なことなど基礎知識を学び、少額でまず購入してみることが大事なことです。毎月千円でもいいんので、途中で含み損を抱えるのも経験です。正解は誰も教えてくれません。『何を買えばもうかるか』ではなく、『何を知ればいいのか』の視点が大切です。

引用元

「つみたて」は平均47万円 新NISA、日証協調査(共同通信) – Yahoo!ニュース

https://www.47news.jp/relation-n/2025021208

https://nordot.app/1169196224450511773?c=899922300288598016

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